雑記

不安のあおり報道がテレビを終わらせる

こちらの動画では、企業案件がテレビを終わらせるということが語られている。

それはそうだろう。
私もこれまで少なからず企業案件に関わってきた。

そんな商品の紹介や、一見裏話みたいだが、実情は商品、企業のPRしたいだけやんってこともいっぱいやってきた。
そんなことしたら逆効果だって分かってはいても、広告に関してはお金を払うスポンサーが神様なんで、そんなこと言えるわけがない。

メディア側だって、その広告費が欲しいからお寒いネタだって流していく。
それがテレビの終焉にトドメを刺すって分かっているのに。

このたびのコ●ナ報道で、そのダメっぷりが決定的になったようだ。

同じメディアでもまだラジオはまともだ。
不安を煽ることばかりに終始していない。
一方テレビはどやさ?

不安を煽るのはそれが視聴率が取れるから、それだけだ。
だからして、そんな内容の番組をありがたがっている視聴者が一番悪いのだけれど・・・。

もうどうしようもないわ。

ネットコンテンツの台頭や、スマホでの普及、進化で一人のTVに関われる時間が減った。
このことで、視聴率は低下する。
視聴率とTVの広告宣伝費はイコールなので、テレビ局としての広告費は必然的に低下する。

だから局も番組以外の収入によって支えていこうと考えているが。

なにしろTVメディアはドツボに入っている。
下手に図体が大きく、一つの番組を作るのにも多額のお金がかかるものだから、広告費が屋台骨を支えているビジネスモデルが故にどうしようもない。

ここで番組制作費を大幅削減したらしたで、ネットメディアへの流出はさらに加速するだけのこと。
もうどうしようもない。

広告費に頼らないで、N●Kのように、電波料をもらってやっていくってことができるならば活路はあるが、TVはタダで見られるものという図式ができあがってしまった今から、民放が国民に月5,000円払ってくださいましー、って言って払う人がいるわけがない。

もうどうしようもないわ。