2021年12月31日で退職した。
フリーランスとして働き始めるのは今年1月に入ってからだけれど、手続きの関係から個人事業主の開業届けは11月にしていた。
確定申告というのは、1月から12月までの会計の申告を年が明けてから2月、3月で税務署に申告をしてその年(令和2年度)の税金が決まり、納税するという流れだ。
個人事業主としてのビジネスは発生していないが、退職金がそこそこ入ったので、その退職金と合わせて、令和2年の確定申告をしたということ。
これまでサラリーマンしか経験がないので、この確定申告というのは全く初めての作業。
税理士と契約して丸投げというのもアリだと思うが、なにせ無駄なお金はかけたくないので、できるものは全部自分でやるつもり。今後も。
令和2年の「給与所得の源泉徴収票」と「退職所得の源泉徴収票」を見ながら、E-TAXの画面で、必要事項を埋めていく。
給与でも、退職金でも源泉徴収されているのに、確定申告で税金を追加で払うという意味がよくわからないが、なにしろそれをやるように言われているので、確定申告することにした。
源泉徴収票に記載されている金額をカタカタと埋めていくと、アナタの納税額はいくら、と出てきた。銀行から引き落としでも、税務署の窓口で納税というのもできたようだが、私は手続きが簡単なクレジットカード払いにした。
「確定申告書」を、WEBで送信して、「はい、おしまい」としたいところだったが、初めての経験なので何か手続きに間違いがあってはいけないと、税務署の窓口にもっていくことにした。
用紙の印刷は、我が家の印刷代行ショップの「セブンイレブン」で行った。
自宅のプリンターなんて必要ない。インクの補充とか手間を考えたら、断然こっちのほうがラクチンだし、安上がりだ。
マイナンバーカードの裏表コピーの用紙添付が必要なので、セブンイレブンでコピーすることも忘れずに。
令和2年分の確定申告書B「収める税金」の金額を、クレジットカード払いで納税。
用紙に捺印をして、これで大丈夫なんかな?と不安になりつつ、いざ税務署へ。
「確定申告」の時期なので、税務署に数名ならんでいた。
ならんでいる人は、いかにも自営業っぽい身なりの人たちばかりで、スーツ着ている人なんて誰もいない。
私の番になって、恐る恐る用紙を提出。
「あのー、初めてなんですが・・・」
税務署の担当者は、私の用紙を見るなり、添付されているマイナンバーの番号が正しく入力されているかを照合するだけ、税務署のハンコをポン。控えの用紙を、私に返してくれた。
「あっ、おしまいですか?」
「はい、おしまいです」
とあっさりしたもので、私の令和2年の確定申告は無事終了。
サラリーマンをしていると、税金や社会保険料はすべて会社がやってくれるので、この税金関係のことが全く分からない。
税務署に確定申告をするときというのは、税務署で領収書を一つ一つチェックして、金額があっているのか、そして、この領収書は経費として妥当かを目視でチェックしている感じがするが、税務署はマンパワーとしてそんなことはできない。
令和3年分の確定申告、つまりは来年の申告ではもっと面倒くさいことになるかもしれないが、今年の確定申告はずいぶんとあっさり終わった。
退職後の健康保険
以前の会社の健康保険が任意で、最長2年継続できるというので、継続することにした。
サラリーマンをしていると、健康保険や社会保険料の半分は企業が払ってくれている。
払ってもらっているという自覚はないが、退職をしてフリーランスとなると、平たい話、払う金額の倍を自腹で払うことになる。
令和3年の1月~3月もまとめて支払ったが、4月~翌年3月の年払いが可能ということだったので、年払いを選択。
で、その年間の健康保険の金額が・・・
80万円強。
わかってはいたけれど、むちゃくちゃ高いなぁ・・・。
これが毎年3月に来ると思うと気が重いったらありゃしない。とほほ。