お金のハナシ

日本人の投資リテラシーが低いのは、学校で習わなかったから??

「変だ」「変わっている」とずっと私は言われ続けてきた。
自分ではマトモだと思っているが、あまりにも言われるものだから、普通の日本人ではないらしい。

自分としても、思い当たるふしはある。
変わっているというか、何しろ協調性がない。

良く言えば素直なんだと思うが、思っていることが完璧に顔や態度にでる。
でも、嫌なことはしたくないんだから仕方がない。

ところが、多くの日本人は私とは違う。
すごい空気を読むのが上手いし、場や関係性を汚さないように配慮する、それが日本人だ。

コロナがこのままいけば落ち着くかも、という感じになってきているので、
私としては早くこのマスクをして外出なんてことは止めて欲しいと願っているのだが、
多くの日本人は、「顔パンツ」という言葉にあるように、むしろマスクをしないで
顔が公けのもとに晒されるのが恥ずかしいらしい。

そんなこと思っているの日本人だけですよ・・・。

どこまで根暗やねん。

外国人と日本人のキャラクターは全然違う。
それを日本人は自覚したほうがいい。

日本に来ている留学生、ビジネスマンであっても、彼らは自己主張しまくる。
どんなところでも、「私を見て!」と迫ってくる。
誰もが、自信満々だ。

日本人は世界の誰よりも保守的だ。

皆さんも、中学校で英語の授業が始まり、そこに外国人の先生がいたでしょう?
そこでその先生が日本人生徒を見て、「シャイだ」とこぼしていたでしょう?
もっと、日本人は自信満々で行ったほうが絶対にいい。

話は変わって、投資の話だ。

この投資の話になるとよくよく出てくる会話で、日本人の金融リテラシー(投資に積極的かどうか)が低いのは、学校で習ってこなかったからだ、というのがある。
対して、外国では、学校で投資の仕方を習うのだと。

つまりは、日本でも学校で投資に対する教育をすれば、みんなが投資をするようになる、という話にもっていきたい人がこの説をよく使う。

でも、これ本当か?

投資の授業を学校でするって、どの銘柄、ファンドを買えって教師がするわけにもいかず、そうなると、疑似体験的に、株の売買の仕方や、チャートや財務諸表の見方なんかをレクチャーすれば良いのか?

ひとつ教えておいた方が良いかも、というのはピケティの

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で証明された世の中の真実くらいじゃないだろうか。

でも、そんな風に、実労働するよりも、投資によるリターンのほうが大きいということを生徒、学生に教えたところで多くの日本人が証券会社で講座を開いて、株の運用を始めることはないだろう。
(以前より、少しは増えてきているが)

なぜ、多くの日本人が投資をしないのか?
それは、日本人が根暗で保守的だからだ。

「今の株価はバブルで高すぎるから、次暴落したら株を始める」と言っているひとが始めることはないだろう。

今の株価がバブルかどうかなんてだれにもわからない。
今後の株価や世界経済のことも誰にもわからない。

ただ、長期投資を前提に考えれば、これまで幾度とあった金融危機も全部乗り越えて、世界経済は右肩上がりであった、故に今後もそうなるだろうという見通しがあるだけだ。

今している仕事が嫌で、不満な人で、投資をこれまでしてこなかった人は、以下の動画を見て、すぐに投資を始めなさい。