お金のハナシ

半導体関連株の引き際 (スタグフレーションに備える)

今朝の日経に、「ディスコ、営業益6割増」の記事が出ていた。

「2021年4~9月期の営業利益が前年同期比6割増の370億円前後で、7月時点の従来予測を30億円ていど上回った。」

半導体のことなんて全く知らない素人の私は、素人ながらに以下の理由でディスコ参戦を決めた。

  1. 世界的な半導体不足
  2. 半導体のある分野で世界シェアトップ
  3. 株価のチャートをみると、31,000円~35,000円の幅で動いている気がする

この3つの理由で、「30,400円」の時に、最低売買単価の100株を仕込んだ。
そこからさらに下落して、28,500円くらいをつけて、ここは損切りすべきかと思い、上りに転じたタイミングで売ろうと指値入れていたけれど、約定せず。

自分の踏ん切りの悪さを嘆いて、塩漬けを決め込んだら、上昇に転じてきた。

今朝の日経の記事に好感してか、今日の終値では「31,200円」となった。

この好業績も受けてこれはどんどん上がっていくのでは、と欲が出てしまうものだけれど、以下のYouTubeで、スタグフレーションのことが語られている。

この動画でも触れられているのだが、コロナになってマスクの需要は猛烈に高まり、どこも品切れが起きた。
その時誰しもがマスク製造メーカーの業績、株価は連日ストップ高で、落ちることなんてないと思ったものだ。

でも、1年以上たってみると、マスクの供給は十分な状況になり、株価もそれほど上がっていない。

半導体にも同じことがおきるのではないかと思われる。
半導体は特殊な機器で一朝一夕に作れるものではないから、すぐに供給多可になって、コモディティー化することは考えにくいが、半導体不足というのはあまりにも有名になって私ですら知っているくらいだから、いずれ頭打ちが来るのではないか。

そういうことで、私の売却価格は「34,500円」に設定した。

果たして、男になって売り切れるか、その価格になったらなったで欲が出て、もう少し様子見となるか・・・。

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