私は、昨年末に電通を早期退職した。
当初想定していた、今年の稼ぎは280万円と考えていた。
この「稼ぎ」というのは、ブログや不動産収入も考えていて、1月4日の年始から、民泊、別荘などの不動産収入を得るべく、それなりに商談も進めていた。
今年の夏に実際に物件を購入してビジネスを始めようとするにはしたのだが、この件は嫁さんの稟議で却下されあえなく頓挫。
同時に、REITでの利益のほうがはるかに効率良いなと思いだした。
ブログや、EC、コンサルティング業なんかでの収益なんて、今年1年では僅かな額だった。
仕事(実労働)に対してのモチベーションが下がったというのでは決してないが、正直なところ、投資での運用益がはるかに効率が良い。
https://oneinvest.jp/le-capital/
このピケティによる公式が、証明された形になってしまった。
だって、「労働による収入」があまりにも低いのだから仕方がない。
先日、電通の後輩の結婚式に出席して、その時に元同僚から同じ質問を何度もされた。
「今の稼ぎっていくらなんですか?」
この質問の回答はとても難しいし、この言葉にはサラリーでしか考えられない典型的な「サラリーマン」の実情が垣間見える。
「投資の運用収益」ということで話すと、なんともデイトレーダーみたいなことをしているみたいだし、「節税」という観点からのサラリーマンでの年収いくら分に該当するというのもなんとも説明がしにくい。
世界経済が伸びたってことが原因なのだが、今年1年で私の投資資産は、プラス1,200万円だった。
電通を退職してからの悪い流れとしては、退職金が毎年500万円減っていって、これやっていけるんかな、と心配になることだったが、実際にはプラスになったのでこれはこれで良しとしよう。
ここで重要なポイントを話そう。
FIREするのに、ケチケチ生活をして、1億円ためようという意見があるが、そんなケチケチ生活をする必要はない。
少なくとも私の場合は、なんらケチケチ生活をしていない。
もう、欲しい「モノ」がそんなに無いっていうのが正直なところなのだけれど、年収500万円くらいで十分に幸せな営みを送ることができる。
だから、そんなに血眼になって、資産を増やそうと考えていたわけではなく、
そこそこ増えちゃったな
というのが今の感想だ。
以前にも話したが、フリーランスにとっての「退職金」みたいな資産形成で、
- 小規模企業共済
- iDeCo
この2つがある。
普通に計算すれば、この2つの「退職金」で4,000万円にはなるだろう。
だから、今年1年で、何度となく株価、基準価がマイナスに転じたときでも、なにも動揺することがない。
ファンドの組み換えや、割合を変えるって作業はビジネスとしてするものの、基本は
ガチ保
2022年は世界株が大暴落するという意見も多数あるが、私は全く動じない。
なにがあっても、ガチ保だ。
2021年は、そこそこ良い成績で終わった。
今年1年で私の中でのお金に対する意識が大きく変わりました。