お金のハナシ

NISAの恩恵をうけるために、高配当株式を保有するというのはどうか?

このブログはなんの宣伝もしていない。友人に紹介したのも5人にも満たない。

そんなサイトなのに、このブログに訪れるような「意識の高い」貴方は、NISAはもちろんやっていることだろう。

そんな貴方に、説明するのも恐縮だけれど、

NISA(ニーサ)とは、正式には「少額投資非課税制度」のことで、投資に関しての税の優遇制度のこと。
通常、投資で得た収益(配当金・分配金や譲渡による利益)に対して20%(正確には20.315%)の税金がかかる。そこでNISAを利用すると投資で得た利益を非課税で受け取ることができる。

現行のNISAは2023年までの期間限定の制度で、5年間と期間が決まっている。最後の年に購入した分は5年後の2027年まで非課税で保有できる。

私は、2017年からNISAを始めたので、今年2021年が最後の年になる。

そこで、どの銘柄に120万円の枠を使うのかを考えてみよう。

 

ここは「非課税」ということがポイントで、売却益狙いでも構わないが、その銘柄が必ず上がるという保証がないことから、「配当金」を非課税でゲットすることを考えるのが得策なのではないかと。(私は考えた)


マンガ 投資のことはなにもわかりませんが、 素人でも株でお金持ちになる方法を教えてください

橘玲先生の新刊を1時間ばかりで読了した。

投資とは、「美人コンテスト」

将来を正しく予想したとしても、投資家は損をすることがある。なぜこんな理不尽なことが起きるかというと、株価というのは、短期的には他の投資家の予想によって決まるからだ。

経済学者のケインズはこれを「美人コンテストで説明した。10人の美人のなかからコンテストで誰が1位になるかを当てるのに、自分がいちばん美人だと思う女性に投票してはいけない。この賭けに勝つには、他の投票者が美人だと思う女性を予想する必要があるのだ。

(P61から抜粋)

これは株式投資をするうえで重要な教訓だ。

どの株を買うかというときに、つい自分の好きな企業、好きな商品で選んでしまいがちな人が多い。株式会社とは、その企業を応援する気持ちによってなりたっているという決め台詞をもとにして、自分が信者になっている株をかってしまいがちだ。

美人コンテストで言うところの、自分のタイプの女性を応援してしまう。

それはそれで決して間違ってはいないのだけれど、株式投資は、人々の気持ちで、その企業の将来の予想で上下する。

決して企業の業績がストレートに反映するものではない。

決算で下方修正をしても、すぐに回復するだろうと思う人が多ければ、その価格は上昇するのだ。

つまり、自分が好きでなくても、応援する気持ちがなくてもかまわない。

 

私は無類のタバコ嫌いだ。

タバコ会社を応援する気持ちなんて全くない。

でも、だからこそ、タバコ大好き人間がいかに多いことかが分かる。喫煙率は低下していることも、ESG投資で逆風が吹いていることも理解しているが、少なくともつぶれることはないだろう、と私は思っている。

退職金の多くは、投資信託とETFに突っ込んでいるので、NISA枠は、高配当のJT株に突っ込んでも良いだろうと。(私は考えた)

予想配当利回り「7.7%」

100万円ちょっとつっこんだので、8万円近くの配当金を非課税で受けたい。