私は悪名高い「グローバルAIファンド(予想分配金提示型)」のファンドに約400万円突っ込んでいた。
これで毎月10万円ほどの分配金を得ていたので、これは結構良いファンドなのではないかと思っていた。
タコ足と分かってはいたが、昨年末では、トータルリターンが+18%くらいだったものだから、これはこれでアリなのではと思っていた。
これが年があけてから分配金を大きく減らし、基準価格も大きく落としたものだから
トータルリターンでは、マイナスに転ずることとなった。
基準価格が、戻したタイミングで売却することにした。
こちらの「第3位」に挙げられている
毎月分配型の投資信託
その理由として、タコ足で元本を削っていっているから
投資効率が悪すぎる
とのこと。
私としては、この効率が悪いということよりも、「第4位」に挙げられていた
純資産残高が増えていない投資信託
ということで、嫌気がさした。
ウクライナショックによる市場の冷え込みによって、この1カ月株価は暴落した。
アメリカ経済はそこそこ持ち直したものの、日本経済はそれほど戻していない。
グローバルAIの分配金も大きく額を減らしており、先月は少しよくなったからこの調子だと基準価額や分配金は2,3カ月前の水準に戻るかもという期待はあるが、一旦閉じることにした。
分配金で総額100万円ほど貰っていたから、そこまで悪くはないかもと思っていたのだけれど、トータルリターンを見ると「+6,249円」。
保有11カ月で、トントンという感じ。
米国経済はだいぶ持ち直しているから、基準価格や分配金も年末の水準まで戻すのでは?という淡い期待もあったが、毎月分配型の投資信託は「効率悪い」ということなんで、トントンな状況で逃げ切れたならまだよしとしよう。
家計がひっ迫して、毎月のキャッシュが必要になったら、改めて買いなおしても良いかなと今は考えている。
この売却で作った300万円をどこに入れるかだ。
無難なところで、厚切りジェイソンよろしく「VTI」に突っ込むというのも考えたが、それよりも私のポートフォリオでもっと運用成績の良いファンドがある。
SPYD / SPDR
ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF
1年3カ月の運用で、「+52.72%」
このETFに100万円しか突っ込んでなかったことが悔やまれるレベル。
VTIや、全米株式インデックスファンドよりも、良い成績を出している。
この好成績は、円安によるところが実は大きいから、今後もこの成績を出していけるかは怪しいところがある。
それでも、投資の鉄則は
逆張りではなく、順張り
というのを守って、一番成績の良いものに300万円買い増しすることにした。