このブログは、大企業でくすぶっている中年サラリーマンに対して、「早期退職に応募して退職しても全然上手くやっていけるよ」というメッセージを送ることを趣旨にしている。
この「上手く」というのが、経済的なのと、心の充足と両面あるのだが、まずは、経済的なことの話をしたい。
大企業の早期退職となると、退職金は、3,000万~4,000万にはなるところが多いだろう。
人によって、年齢によって退職金の意味合いは変わってくるのだが、ここでは平均的なケースとして、
50歳で早期退職に応募して、退職金は手取り3,000万円
ということで考えよう。
60歳になると、ある程度の年金的なものが受け取れる人であれば、この10年間をサラリーマン時代と同じ所得があれば良いという計算ができる。
3,000万円の内の2,000万を毎月分配のファンドに突っ込んで、月に25万円は不労所得を得ることができるだろう。
(※これをお勧めしているわけではないので、悪しからず)
これでサラリーマン時代の年収に考えると「300万/年」くらいになる。
自営業の年収300万円というと、感覚でいうとサラリーマンでの500万くらいのイメージになる。
もうこれで良いんじゃないかとも思えてくるが、これをベーシックインカム的に考えて、ここに自分で好きなことを副業的に稼いでいくというのが正しい早期退職者の生きる道なのではないかと。
そこで、副業的とはいえ、事業でなのをするのかというのを、去年1年かけて私なりに考えた。
個人事業主というのは、自由の裏側に社会的信用が全くない。
信用がないのだから、サラリーマンと同じことをしても個人事業主が太刀打ちできないことは明白だ。
だからこその、フリーランス成功、10の法則を考えた。
- 在庫を持たない
- 価格比較をされない
- アイデア(センス)だけで勝負する
- たまたまのおいしい既得権を利用する
- 大手が参入できない分野で小さく始める
- 自分の興味あるカテゴリーでやる
- 無駄に広告費をかけない
- 単価の高いものをやる
- お願い営業をしない(プル型でどっしり)
- なにはともあれビジネスを始めてみる
この法則をもとにして起業で成功したことがまだないので説得力がない感じも否めないものの、起業で成功した人の体験談は結果論であることが多い。
そういうわけで、今年はこの10の法則を念頭にしてビジネスをスタートさせる、これが年始に決めたことだ。