お金のハナシ

損切りできないチキン投資家

昨日のダンのYouTubeから、保有しているディスコ株の売却を決意していた。

30,400円で買ったディスコ株。
これが昨日の終値で、「28,800円」とマイナス6.3%。

今日の株価が29,500円に戻ったら売却するぞ、と決めていた。

で、今日の株価だが、始値でいきなり「29,750円」が出てしまう。
そこから30分で、「30,300円」がついてしまった。

これを見てしまったチキン投資家は、欲にまみれて、「こりゃ買った30,400円はいくな!」と思ってしまい、29,500円で売るの決意はどこへやら。

この本日の高値から、日経平均の下落にならってディスコ株も下落していくのだけれど、30,300円を見てしまったら、売るに売れない。
売り注文入れていれば、29,500円で十分に売却できたが、プロスペクト理論よろしく、損というのは、利益以上に心の揺れ幅が大きく、決断できない。

こんな私のようなチキン投資家は多いだろう。

損切りで、損失をいかに小さく済ませていられるかがすべてということは分かっていてもできないものなのだ。

損切りして、キャッシュを手元においておいて、次の上昇トレンドがきたときに備えておく、というのは理論では分かっているものの、その上昇トレンドっていうタイミングが分からない。

今日の小さな上げも、上昇トレンドだと思えば上昇トレンドだろう。

こんな情けないチキンな私は、悪名高い毎月分配型のファンドに100万円買い増ししました。