雑記

苦しかったときの話をしようか

サラリーマンで営業をしているときの晩年、私の評価はとてもとても悪かった。
毎日上司に怒られていて、辛い辛い日々だった。

もちろん私のダメなところを指摘されている部分もあって、痛いところ突かれたなと反省することもあったのだけれど、
その叱責の大部分は、その上司による「俺、今ダメ社員を叱責してますよー」のアピールだったことが如実に感じてしまうものだから、もうどうしようもない。

自分がどうしてこうも評価が低いのかをマジメに考え、周りの社員との違いを考えてみた。

結論としては、そんなに違いはない。

もちろん私にはダメなところ、能力が欠如しているところ、木の配り方で劣っているところも存在するが、逆に良いところもある。
他の評価されている社員は私のダメな部分はないのか、と見てみると、そんなことはない。

彼ら彼女らにも同じようにダメなところも存在している。

そこで、上記のDaiGo先生のコメント。

「上司になぜか目の敵にされる人の特徴」

として、

「能力が高くて冷たい人」とのこと。
逆に、有能でも、「相手に安心感をあたえるために 暖かみ が必要」とある。

これ、そうだろうか。

わたしの経験上だが、それも結構違う。
私にも「冷たい」部分、人間味のなさがあったのかもしれないが、それが一番の原因ではない。

社内の評価があまりにも低いことで、私はそれなりに落ち込んだ。
出世欲が誰よりもあった私は、この低評価に甘んじている余裕はなく、その打開策はないものかと考えたのだが、非常に難しいという結論にいたった。

私は能力や気配り、営業成績が云々以前に、単純にまわりの社員から嫌われてしまったのだ。

そこでなぜ私が嫌われたのか、だ。

これもよくよく考えて、一つの結論に達した。

私はこの会社のカルチャーが合わなかったのだ。
私のキャラクターと、会社のカルチャーがマッチしなかった。

これは致命的だ。

どれだけ成績を上げようが、新規クライアントを開拓しようが、カルチャーが合わない社員は嫌われる。
事実、優秀で冷たい社員であっても、クレバーでクールなキャラクターで、そのキャラが会社の風土にあっていて、その地位を確立したならばその社員は評価される。
そんな人もたくさん見てきた。

営業技術な分析手法、プレゼン能力が云々なんて二の次、三の次だ。

いろいろ実績を上げてはいるのに、毎日のように上司から叱責しているアナタ。
きっと、会社のカルチャーとアナタは合っていないので、早くそんな会社は辞めましょう。
どんなに努力しても徒労に終わります。

たかが仕事なんで、ストレスためて会社に行くのなんてやめたほうが良いですよー。